軽井沢追分で日々是好日

長年の夢だった田舎暮らし。軽井沢追分と自宅での2拠点生活の日々を綴ります。

友あり遠方より来たる〜追分ハウスでの再会

先日は我が追分ハウスにて一大イベントがありました。

高校時代からの長い付き合いの親友ふたりが

はるばる訪ねてきてくれたのです!

 

コロナのために

家族以外、お客さまをご招待する機会がないまま

一年が過ぎていたので

追分ハウスにとっては待ちに待ったこの日。

 

軽井沢駅まで迎えに行って、新幹線の改札で待っている間も

私はウキウキかつウルウル。

涙もこぼれそうな勢い。

友人を迎えるため花を飾りました

そして新幹線が到着。改札口に現れたふたりに手を降りました。

「わー、久しぶりー」

「よく来てくれたねー!」

感動の再会です。

だって誰かと誰か、それぞれふたりでは会う機会があったけど

3人が一堂に揃うのはおそらく7、8年ぶりなんです。

 

ワーワー、キャーキャー。

まるで若い女性たちのような大騒ぎがひとしきり。

そして駅を出て私の車に乗り込み、いざ我が家へ。

 

駅から三笠通りを通り、旧軽井沢の邸宅をさっと眺めて

まずは軽井沢気分を盛り上げて。

 

そこから追分まで約25分。

道中も話は途切れません。あれこれ、アレコレ。

私は興奮気味で。運転要注意です。

 

「さあ、着いたよー」

「うわー!」

「おー」

ふたりから悲鳴ともつかぬ声が漏れました。

よかった。まずは合格。

 

ひとしきり前庭や裏庭を見て回って

中に入りました。

 

そして我が家のお披露目。

「わー、いいなあ」

「素敵だあ」

といった感嘆の声の連続。

嬉しい。ほんとうによかった。

初お披露目にど緊張だった私はホッと胸をなでおろしました。

 

「もう、私、これから軽井沢通いしちゃおう!」

「いい友達持ってよかったあ」

と何度も繰り返しているのは神奈川から来てくれた、みこ。

 

「この収納、理想だわあ」

「このソファはどうしたの?」

と色々興味を持ってくれるのは東京から来てくれた、みき。

 

嬉しい。ほんとに嬉しい。

 

お茶を淹れてまずはひと息。

そう思ったそばから

ふたりのお土産、新築プレゼントのご開帳で

またひとしきり。

またまた私は嬉しくて気持ちが高揚します。

 

頂いたプレゼントの一端はご覧の通りです。

どれもみんな素敵でしょう?

成城散歩という和菓子屋さんの「花ぼうろ」 和風マカロン落雁の彩り豊かな詰め合わせ

 

可愛らしい入浴剤とハンドソープのセット

 

手袋とタオルのガーデニングセット

 

温もりたっぷりのコーヒーセットの焼き物


まだまだありますが、ご紹介はまたの機会に。

 

さてひと騒動(笑)のあと

ランチを食べながら積もる話。

料理は私の手作りでご馳走させていただきました。

サラダ(右)アスパラガスとスモークサーモンのバジルソース(左)

 

しめじとオイルサーディンのパスタ

3人は高校の剣道部の同級生。

白の道着に赤胴つけて、厳しい練習や試合、合宿を共に乗り越えた仲間です。

出会いから数えて、気がついたら40年以上。

 

それぞれがそれぞれの人生を歩みつつ

いつの時もどんな時も

互いに励まし合い、喜び合い、紡いで来た友情。

 

その熟成された関係でなくては知り得ない

無言でも分かり合える気持ちが

いまこの追分ハウスで花開いた感じです。

 

お腹いっぱい胸いっぱいの長いランチの後、

御影用水沿いを散歩。

そしてそのあと、先日紹介したハルニレテラスと

軽井沢の農産物等直売所である軽井沢発地市庭(ほっちいちば)へ

案内しました。*1

 

そして名残惜しいながら軽井沢駅で見送ったのが、午後5時半頃。

「いい友達がいて幸せだあ」

感激ひとしおの中、車に乗り込み走りだしたら

ポツポツ、やがてザーザーと雨が降り出しました。

 

ふたりがいる間は雨は降らず、時折晴れ間も見えたほどでした。

前日の天気予報では「曇りのち雨」。

 

「これは神様の祝福があったのだわ」

そんな大げさとも思われる気持ちになりながら帰宅。

 

友あり遠方より来たる

また楽しからずや               

(「論語孔子

 

(心の友と呼べるような親友が遠くから訪ねてきてくれるのは、大変楽しいものです。特に同好の志を持つ者が集まって来ることは人生を豊かにします。)

 

その夜は、感激冷めやまぬまま

夢見ごごち、心地よい眠りにつきました。

 

*1:発地市場は軽井沢町で生産された農産物や加工品を中心に、長野県産の品物が売られています。植木や花の苗も揃っています。蕎麦やイタリアンなどのイートショップも。

ハルニレテラス@中軽井沢で「アンブレラスカイ」

いまにも雨が降りそうな曇り空の水曜日。

中軽井沢の星野エリアにあるハルニレテラスに行きました。*1

東京と神奈川から訪ねて来てくれた友人たちと一緒に。

 

そして。

「わー、綺麗だ」

私たちを迎えたのは

なんともカラフルな雨傘たちです。

赤、ピンク、青、黄色、緑。

曇り空を華やかに彩っています!

いつものハルニレテラスとはちょっと違った印象。

 

こんな可愛い傘がいっぱいあるなら、

雨の日もへっちゃら。

 

雨々降れ降れ 母さんが〜♫

ピチピチチャプチャプ ランランラン〜♫

 

友人とのハルニレテラス散歩も一段と楽しくなりました。

 

ちなみにネットで調べたら

「軽井沢アンブレラスカイ」というイベント企画だそうで

2022年6月3日〜7月10日まで開催されているそうです。

毎日、10時と16時に数分間シャボン玉が現れます。

夜は傘をライトアップするとか。

よし!今度は夜に来てみようっと。

*1:中軽井沢の星野エリアにある、いま人気の軽井沢スポット。ハルニレの木立と湯川のせせらぎに囲まれていて、カフェやスイーツ、レストラン、洋服や木工作品などのショップが集まっています。

クリスマスローズ〜苦い思い出もありました

昨日、関東そして甲信越も梅雨入りしました。

早速、朝からずーっと雨。

しとしとしとしと降り続いています。

 

こんな日が続くと、追分ハウスの日課である水やりもお休みです。

でもまさに恵みの雨。

新緑や草花が濡れている様子を窓から眺めるのも、またいいものです。

 

さて、クリスマスローズの話を少し。

 

私はこの花に少し苦い思い出があります。

名前の愛らしさに魅かれて、数年前にネットで苗を購入して自宅マンションのベランダで育てようとしたことがありました。

可愛らしい苗を鉢に植えて、最初のうちはせっせと水やりしていました。

ところがそのうち体調を壊して、朝起きることができずに一日中寝込んでしまうような日が続き、水やりを満足にできないまま時間が過ぎてしまいました。

そして気がついたら、すっかり元気がなくなってしまっていました。

 

「ああ、なんて酷いことをしたんだろう」とひどく後悔。

自分の日頃の不甲斐なさとだらしなさをつくづく思い知らされた感じでした。

生き物を育てるには、自分も健康でなければ。

そうも思いました。

 

「どうしようかなあ、来年花は咲かないかもしれないなあ」

とつらつら思っていたところ、夫が救世主になってくれました。

 

実際のところ、我が家の夏のベランダは日当たりが良過ぎて異常に暑くなってしまい、植物には過酷な環境だったのです。

そこで夫は会社の庭にクリスマスローズを運んで、水やりを欠かさないようにして大事に育て直してくれました。

そうしたら翌年の春、可愛らしい花がぽっと咲いたのです。

私はそのニュースを聞いて、ほっと胸をなでおろしました。

 

そんなわけで、ちょっと思い入れのあるクリスマスローズ

追分ハウスの庭にも去年の6月と10月に全部で3株植えました。

 

6月に植えたものはこの4月頃に蕾が開花して、いまもご覧の写真の通りです。

去年6月に植えたクリスマスローズ

 

去年の秋に植えた苗。冬を越えてスクスク育ってます

<花木の豆知識>

クリスマスローズ宿根草多年草)。花期は12〜3月(うちのは春になってから咲きました。何故かな?)。耐寒性は強いです。植え付けは普通、10月〜3月に、水はけの良い明るい半日陰に行う。水やりは地植えの場合は基本的に必要なし。肥料は地植えでは、10月に緩効性肥料を。鉢植えの場合は、10月、12月、2月に緩効性肥料を施し、10月〜4月まで液肥を月に2〜3回。

 

だいぶ花や木が育ってきました⑵

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このところ、楓がぐんぐん育っています。

丈はもう2メートルを超える勢い。

先月の半ば頃から葉っぱが青々としてきました。

見上げると、青空に新緑が映えて爽やかな気分になります。

「よく育ったねー」とふたりで声を揃えて感心。

ハナミズキもまだ若木ながら、5月には白い花をいっぱい咲かせました。

いまはご覧の通り、生き生きとした若葉がたくさん枝から伸びて勢いを感じさせます。

 

ブルーベリーは4月頃はどうも元気に欠ける感じが気になりました。

内堀緑化さん(植木屋さん)に見てもらったら

「木の根元にウッドチップを10センチくらいの高さにかぶせてあげると元気が出てきますよ」

と教えてくれました。

早速、軽井沢町の貯木場に行ってウッドチップをもらってきて(もちろんタダ)、根元にせっせとかぶせました。

 

そして最近、小さな白い花が2つ、3つ咲いているのを見つけました。

「わあ、よかったあ」

私のケアが役に立ったようです。

こういうのを経験すると

「ああ、草木は生きているなあ」「心をこめて育てなくてはなあ」

とつくづく思います。

シモツケも冬の間はまるで枯れたようになっていましたが、4月頃から目に見えて枝が成長してメキメキ黄色に色づいてきました。

 

オオベニウツギ(大紅空木)は5月になって真っ赤な花がたくさん咲き始め、庭ににぎわいと彩りを与えてくれています。

 

こうした感じで花や木が私に英気を与えてくれています。

先日は、ハナミズキの花を食卓に飾ってみました。

我が家の庭の花木で彩る生活。

地方に暮らす人からしたら当たり前のことかもしれないけれど

都会のマンション暮らしでは決してできない楽しみですね。

 

 

軽井沢のジェラテリアでホッとひと息

さてさて花木の話はまだまだ続きますが、今日の軽井沢お出かけ話もしたいわけで。

お出かけ、と言ってもそう、まずはゴミ集積場を2往復。

それでほぼ1時間半。

陽射しがだんだん強くなって、10時半頃には帽子がないととてもつらい陽気になりました。

 

ゴミ集積場からの帰り道。

お目当の場所で車を止めました。(ルヴァン美術館の筋向かい)*1

そしてスマホを持って外に。

おー、よく見える!

ちょっと頭が雲で隠れていますが、今日も雄大浅間山が。

スマホカメラで2枚ほど撮りました。

フランスギク

ふと足元を見たら、大ぶりのマーガレットのような愛らしい花が。

何かしら。スマホのアプリ「PictureThis」で写真を撮って調べたら(お恥ずかしいけど花の名前にとても疎い!)*2

「フランスギク」と判定。なーるほど。

 

それに隣にはオオムラサキツユクサも咲いていました。

オオムラサキツユクサ

ゴミ処理がやっと終わって、どこかでひと息つきたい。

そーねー、甘いものも食べたいよーね。

 

ということで私たちが向かったのは、軽井沢駅から徒歩で5分とかからないところにあるジェラート屋さん。

その名も「ジェラテリア ジーナ」(GERATERIA Gina)。

もう軽井沢好きの人には有名かと。

 

去年の夏に見つけてふらっと入って、ピスタチオのジェラートを食べてみて、その美味しさに感激。

シングルカップが550円と、さすが軽井沢値段なのでそう頻繁にとはいかないけれど、美味しいものを口にしたい、ちょっと特別な日というときに、食べに行きます(軽井沢のスーパー・デリシアにも売っています)。

ジーナ 中に数人分の席、外にテラス席も。

こじんまりとした店内。明るくて気持ちが良いです。

さて今日はどうしようかな。

ジェラートのメニューもおしゃれ。

本日のジェラートリスト

いつもは大のお気にりのピスタチオのジェラートだけど、今日はちょっと変えて「リコッタと松の実とハチミツのジェラート」に。

まずはひと口。

うーん、いつもながら、滑らかな口あたりがたまりません!

そして甘みが程よくて癖がない。リコッタとハチミツの風味が強すぎずほのかで、それがさらにうれしい。

期待以上でした。

 

ふーっ。来て良かった。

また何かの機会にね。

 

そうそう、店の前の通りは駐車禁止です。

私たちはいつも近くの町営駐車場(無料)に止めています。

町営駐車場のそばの木立にとっても癒されました

 

*1:ルヴァン美術館のあたりの浅間山眺望スポットは地元の人ならよくご存知ですよね。車で軽井沢バイパスの鳥井原交差点を南方面に曲って、しばらく走ってルヴァン美術館の看板のところを右方向に入ったところ

*2:PictureThisは写真を撮ると花の名前を判定してくれるアプリで、野草でも何でもすぐに名前や簡単な情報がわかってとっても助かってます。